赤ちゃんの乾燥肌の原因や対策とは?
2020.08.26肌トラブル赤ちゃんが乾燥肌になってしまったけど、原因がよくわからない。
赤ちゃんは乾燥肌になりやすいと聞いたけど、どんなことをすればいいのかわからない。
そんなお父さんお母さんも多いのではありませんか?
今回は、お父さんお母さんに向けて、赤ちゃんの乾燥肌の原因や対策をご紹介します。
赤ちゃんの乾燥肌の原因は?
赤ちゃんが乾燥肌になってしまう原因は色々とあります。
・空気が乾燥していること
・赤ちゃんを洗いすぎていること
・そもそも、肌の水分量が少ないこと
などです。
赤ちゃんの肌は、そもそも水分量が少なく大人の肌よりも乾燥しやすい状態です。
そのため、大人が思っているよりも空気や洗いすぎによる乾燥の影響を受けやすく、乾燥肌になってしまいやすいです。
乾燥肌になると、赤ちゃんは肌をかきむしってしまい、肌トラブルが悪化する原因になることもあるので、保湿ケアはしっかりと行いましょう。
赤ちゃんの乾燥肌の対策
では、対策として保湿ケアはどんなことをすればよいのでしょうか?
また、乾燥肌になってしまった場合は、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
それぞれについて、説明します。
保湿ケア
加湿器
部屋の中の空気が乾燥している場合は、加湿器を使うことで湿度を調節しましょう。
特に、冬は乾燥がひどく湿度が30%を下回ってしまう場合も多いです。
湿度は50%~60%をキープできるといいでしょう。
湿度が低ければ、乾燥肌になってしまうこともありますし、体調を壊してしまうこともあります。
加湿器を使って、部屋の中の湿度を調整しましょう。
保湿剤
赤ちゃんの肌に合わせた低刺激な保湿剤が販売されています。
保湿剤には、ローションタイプやクリームタイプ、オイルタイプなど様々なものがあります。
それぞれに特徴がありますので、お肌や時期などに合わせて選ぶようにしましょう。
乾燥肌になってしまった場合のケア
爪を切って清潔に
乾燥肌になると、赤ちゃんはかゆくて乾燥した部分をかいてしまいます。
その際、伸びた赤ちゃんの爪についたばい菌が、かくことでついた傷口から入ってしまうことがあります。
そうなることを防ぐために、爪は切ったうえで清潔にしておくようにしましょう。
刺激の少ない衣服を選ぶ
赤ちゃんの衣服や、ご両親など、抱っこをする方の衣服。
それぞれの素材を見直してみることも大切です。
素材によって、赤ちゃんの肌にとって刺激が強いものがあります。
普段から、低刺激性の素材を選んでいる方もいるとは思いますが、不安な方は再度確認をしておきましょう。
また、赤ちゃんの服の素材は、低刺激なものを選んでいても、お父さんお母さんの衣服の素材までは気にしていない方も多いのでは?。
お父さんお母さんの衣類の素材も肌に優しい素材の衣服に変えることで、抱っこする際に、乾燥肌になってしまった赤ちゃんの肌への負担を減らすことができます。
病院を受診する
乾燥肌がなかなか治らないという場合には、病院を受診することも視野にいれましょう。
肌が乾燥しているだけで病院に行ってもいいの?
そんな風に不安になる方もいますが、乾燥肌を放置することでアトピーなどの肌トラブルの発症につながります。
早めの対処をしておくことによって、肌バリアを正常化し、アトピー素因であるアレルゲンの侵入を防ぐことができます。
たかが、乾燥肌と甘く見ずに、長引く際は、病院を受診してみましょう。
おわりに
赤ちゃんが乾燥肌になってしまうのには、様々な原因があり、きちんと対策をとっていても、乾燥肌になってしまうこともあるかと思います。そんな時は、それ以上悪化してしまわないように、早め早めのケアをしてあげましょう。