赤ちゃんを乾燥肌から守るお風呂の入れ方

2020.06.25肌トラブル
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赤ちゃんの乾燥

赤ちゃんは乾燥肌になりやすいもの。

なので、乾燥肌にならないために色々と気を使ってあげる必要があります。

ここでは、そのためにどのような点に注意すればいいか、「お風呂」に注目してご説明します。

 

乾燥肌の理由 赤ちゃんの肌は乾燥や刺激に弱い?

赤ちゃんの肌に、どのようなイメージを持たれていますか?

もちもちとした肌、すべすべとしていてみずみずしい肌。

そのようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

ただ、実は赤ちゃんの肌は繊細で荒れやすく乾燥肌にもなりやすいんです。

赤ちゃんの肌は大人の肌とは違って、皮膚の厚みが非常に薄く、その薄さは、たった1mm~2mmほど。

その上、皮膚に含まれる水分も少ないく、バリア機能も未発達なので、乾燥や刺激による影響を受けやすいんです。

 

お風呂での乾燥肌対策 お風呂の温度や時間に注意!

お風呂に入る赤ちゃん

赤ちゃんの肌を守るために必要な乾燥肌対策。

お風呂での温度や時間、またお風呂上りの環境を整えることも大切です。

まず一番にしたいのが、お風呂上りにすぐに塗れる位置に保湿剤を用意することです。

赤ちゃんの肌は弱いので、素早い保湿を心がけてあげる必要があります。

お風呂上りにすぐに保湿ができるように保湿剤を準備しておきましょう。

また、お風呂の温度も気をつける必要があります。

大人なら、40°や42°など熱いお湯につかることも多いですが、赤ちゃんの肌は弱く、高い温度のお風呂につかることはよくありません。

皮脂が流れ落ちてしまって乾燥しやすくなることもあるので、赤ちゃんの肌のためにも38℃~39℃のぬるま湯にしましょう。

入浴時間も短めにすることが大切です。

目安としては、10分程度にしましょう。

入浴時間を短めにするのには、乾燥肌への対策の他、赤ちゃんがのぼせてしまうのを防ぐ目的もあります。

赤ちゃんは身体が小さいので、乾燥やのぼせ、体力の消耗など、お風呂で気を付けないといけないことがたくさんあります。

赤ちゃんのことを考えたときに、お風呂では多くのことに気をつかう必要があるんです。

 

部屋や衣服にも注意が必要

お風呂から上がったら、赤ちゃんに服を着せてあげますよね。

服はどんなものを選べばいいのでしょうか?

その時の、部屋で注意することはない?

お風呂上りに、部屋や衣服で注意しておくことをご紹介しますね。

 

部屋の湿度

お風呂から上がった後、部屋の状態にも注意しましょう。

普段生活する部屋には加湿器と湿度計を設置し、湿度50%~60%を保つように心がけましょう。

湿度が50%を下回ると乾燥肌になりやすくなるので、加湿器を使って適正な湿度を保ちましょう。

部屋の大きさによって適した加湿器は違いますよね。

そのため、加湿器を買う時には、何畳用のものかを確認して、部屋の大きさにあったものを買うように気を付けましょう。

部屋のサイズに合わない加湿器だと、部屋が十分に加湿できないこともあります。

 

赤ちゃんの衣類

お風呂上りに赤ちゃんの着る服についても気を付けてあげましょう。

化学繊維を含んだ服は、赤ちゃんの繊細な肌にとっては刺激になります。

赤ちゃんの服は化学繊維を使っていないものを着せてあげましょう。

 

赤ちゃんの服だけではなく、抱っこする大人の服も刺激にならないように化学繊維を使っていないか注意してください。

 

 

おわりに

赤ちゃんを乾燥肌から守ってあげるには、お風呂の温度や入浴時間、入浴後の保湿や部屋の湿度や服など、いろいろなことに気を使ってあげてください。

 

赤ちゃんの肌はとても繊細です。

乾燥や刺激から守ってあげるためには、常に赤ちゃんの肌を気にかけてあげる必要があります。

お風呂に入れてあげる時にも、出した後にも、赤ちゃんの乾燥肌対策をしっかりとやってあげたいですね。

 

アトピタ
タグ : 乾燥肌 赤ちゃん お風呂