赤ちゃんの乳児湿疹 保湿はどれくらい?
2021.10.22肌トラブル赤ちゃんの乳児湿疹 保湿はどれくらいすればいいの?
赤ちゃんが乳児湿疹などの肌トラブルにならないように、保湿はどれくらいの頻度ですればいいのでしょうか?
赤ちゃんの肌は常にトラブルの危機にさらされている?
赤ちゃんの肌は、生まれてしばらくの間、「胎脂」と呼ばれる成分によって守られています。
羊水にくるまれ刺激から守られていた赤ちゃんの肌は、胎内から出ることで様々な刺激にさらされます。
その刺激から赤ちゃんの肌を守るために胎脂があるのですが、それがなくなってからは赤ちゃんの肌は直接刺激にさらされてしまいます。
特に、大人の約3分の1ほどしか水分を含むことができないため、赤ちゃんの肌は乾燥してしまいやすいのです。
個人差があるので、赤ちゃんみんながというわけではないですが、赤ちゃんによっては肌がカサカサになってしまったり、湿疹ができてしまったりすることもあります。
繊細なまま多くの刺激にさらされる赤ちゃんの肌を守るために、保湿がとても大切なのです。
赤ちゃんの代表的な肌トラブル 乳児湿疹
赤ちゃんの肌をおそう肌トラブル。
その代表的なものの一つが、乳児湿疹です。
適切な量の皮脂と厚みをもった肌。
それらによって、外的な刺激から赤ちゃんを守ることができます。
ただ、赤ちゃんの肌は未発達なので、外からの刺激に対応することは難しいです。
そういったときに肌のうるおいを保つためのサポートとして使うことができるのが、保湿剤なのです。
多くの赤ちゃんがなってしまう乳児湿疹ですが、
清潔に保つようにして保湿をしっかり行うと、症状の悪化を防ぐことができます。
特に、お風呂に入った後は必ず保湿をしてあげるようにしましょう。
沐浴をすると、汚れと一緒に必要な皮脂も洗い流されてしまいます。
そのままでは、肌が乾燥し、肌トラブルを起こしやすい状態になってしまいます。
保湿を行い、肌をしっかりと守ってあげましょう。
赤ちゃんの肌の様子を診ながら、なかなか治らない場合や、症状が重度の場合は病院で受診してもらいましょう。
保湿はどれくらいの頻度でするもの?
赤ちゃんの肌のうるおいを保つための保湿。
保湿はいったいどれくらいの頻度でしてあげればいいのでしょう?
保湿剤の効果が一日中続くということはないので、朝塗ったからもう大丈夫ということはありません。
保湿剤は数時間おきに、一日に何度も塗ってあげるようにしましょう。
赤ちゃんはおむつ交換やあせを拭いてあげるときに一緒に保湿してあげるといいですね。
肌を拭いてあげるタイミングではちょうど赤ちゃんも肌を出しているので、保湿のために脱がしたりしないので、ちょうどいいと思います。
保湿剤の塗りすぎは肌によくない?
一日に何度も保湿剤を塗るのは肌によくないという方がいますが、
用法・容量を守って使用していれば、保湿剤のつけすぎで肌がダメージを負ってしまうことはありません。
使用上の注意を守り、正しい用法・容量の範囲でこまめに保湿剤を塗ってあげ、赤ちゃんの肌が常にバリアされている状態にしてあげましょう。
しっかりとバリアされていることで、赤ちゃんの肌は健康的に機能することができるのです。
おわりに
デリケートで肌トラブルになりやすい赤ちゃんの肌。
乳児湿疹をはじめとした肌トラブルから赤ちゃんの肌を守ってあげるには、保湿が重要です。
頻繁に保湿剤をしっかり塗ってあげ、赤ちゃんの肌が荒れてしまわないようにしてあげましょう。