赤ちゃんの乾燥肌 季節ごとの原因とケア
2022.08.24肌トラブル繊細で傷つきやすい赤ちゃんの肌。
季節ごとに様々な理由で、肌が乾燥して、それをほおっておくと肌トラブルを起こしてしまいます。
春夏秋冬、それぞれの乾燥肌対策とそのケアをご紹介します。
春の乾燥肌対策
冬が終わり、暖かくなる春には、お出かけをする機会も増えますよね。
おでかけの際には、春は寒暖差が激しいことに気を付けるようにしましょう。
冬に比べるとましではありますが、それでも空気が乾燥している場合もあります。
保湿ケアをしっかりと行うようにしましょう。
保湿をこまめにすることで、赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐことができます。
また、春になると紫外線が強くなってくるので、それも注意が必要です。
保湿剤を塗った後は、日焼け止めもしっかりと塗っておきましょう。
他に、春のおでかけで気を付けておくべきことはあるでしょうか?
もう一つ気を付けておくべきものは、花粉です。
春は、ヒノキやスギの花粉が多く飛んでおり、肌に付着し刺激になってしまうことがあります。
帰宅後は、汗や日焼け止めを洗い流す意味も含め、赤ちゃんをお風呂に入れて綺麗にしてあげましょう。
お風呂に入った後は、当然丁寧に保湿してあげることも大切です。
夏の乾燥肌対策
湿気の多い夏でも、乾燥肌に注意をする必要はあるのでしょうか?油断しがちな夏こそケアが必要です。
夏はクーラーや日焼けが原因で、赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなってしまいます。
赤ちゃんがいるところに、クーラーの風や日光が直接あたらないようにしてあげましょう。
さらに、ローションタイプの保湿剤でさっぱりと保湿し、そとでは、日焼けを防ぐために赤ちゃんにも使用できる日焼け止めを塗ってあげるといいですよ。
また、暑い夏は、汗をかきやすくなります。
それは、大人も赤ちゃんも変わりません。
大人よりも体温が高いため、赤ちゃんのほうがより汗をかきやすいくらいです。
汗をかいた後、そのままにしておくと、かぶれたりあせもになったりしてしまいます。
汗をかいたり汗ばんだりするたびに、こまめに着替えをしたりシャワーを浴びさせたりするようにしましょう。
秋の乾燥肌対策
秋は、昼と夜の寒暖差が激しい季節です。
春と同じく、寒暖差が激しいことは赤ちゃんの肌にとって良くありません。
冬に向けて空気がだんだんと乾燥してきて、より保湿が大切になってきます。
また、夏のダメージが肌に残っている場合、より乾燥肌になってしまいやすいので夏からのケアが大切です。
たっぷりとローションタイプの保湿剤を使い、より乾燥がひどいところには、クリームなどを追加するようにしましょう。
秋でも紫外線が強い日があるので、外に出るときは日焼け止めや帽子や長袖など肌の露出を控えてあげるといいですね。
しっかりと肌の状態を整え、空気の乾燥が激しい冬に備えておくようにしましょう。
冬の乾燥肌対策
冬は、一年の中で最も空気の乾燥している時期です。
寒さで血行が悪くなり、皮脂の分泌量も低くなりがちです。
乾燥対策として、室内では加湿器を使って湿度を50%~60%に保っておくようにしましょう。
加湿器を使ったうえで、保湿剤を使うことで、乾燥肌をだいぶ防ぎやすくなるでしょう。
肌のかさかさが気になる場合には、
ローションタイプの上から、クリームタイプやオイルタイプの保湿剤を重ね塗りするようにしてください。
また、冬は乾燥だけでなくあせもにも注意してあげましょう。
冬は、赤ちゃんの体調を考え、服を厚めに着せたり暖房を強めに設定したりする方も多いのでは?
ただ、赤ちゃんの体温は大人よりも高いので、汗ばんでしまって、それがあせもの原因になっていることがあります。
この点にも注意しておきましょう。
おわりに
春夏秋冬、それぞれの乾燥肌の対策とケア方法について紹介しました。
どの季節でも共通して言えることは、デリケートな赤ちゃんの肌に気を使い、外的環境に気を配るということです。
ダメージを受けやすい赤ちゃんの肌を刺激から守り、どういった外的環境があるかを考え、事前に予防をしてあげることで乾燥肌になりにくくすることができます。
乾燥肌対策をしなくてもいい季節はありません。
毎日しっかりと乾燥肌対策を行い、赤ちゃんに気持ちのいい毎日を送ってもらいましょう。