赤ちゃんに与える紫外線の影響を理解しよう

2021.02.12おでかけ対策
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紫外線の影響

赤ちゃんとおでかけをするときに、気になる紫外線対策。

デリケートな赤ちゃんの肌を守るために紫外線対策は重要です。

この対策がなぜそんなに重要なのか。

紫外線対策は具体的にどんな方法があるのかご紹介します。

 

紫外線とその影響について知っておきましょう

紫外線とはなにかというと、地球に降り注いでいる太陽光線の一つのことです。

オゾン層などの大気層が降り注ぐ紫外線をカットしているのですが、完全にはカットしきれません。

大気層がカットしきれなかった紫外線が、地球上に降り注いでいるのです。

紫外線を長時間繰り返し浴びることで、メラニン色素が過剰に作られてしまいます。

これが、シミやシワの原因です

さらに、場合によっては悪性腫瘍が発生したりDNA細胞が破壊されたりすることもあります。

このような強い刺激を与える太陽光線であるため、赤ちゃんの繊細な肌を守るうえでは十分に対策をとっておいたほうが良いでしょう。

赤ちゃんのうちに紫外線を浴びすぎると、そばかすやしみができてしまったり、免疫力の低下・皮膚がんの発生につながったりするリスクがあります。

 

対策はいつからはじめるべき?

いつから対策をするかこのように、紫外線は強力なものですので、低月齢の赤ちゃんの頃からしっかりと対策をしたほうが良いでしょう。

市販の日焼け止めの中には、「ベビー用・赤ちゃん用」の表記があるものもあります。

そういった赤ちゃんでも使うことのできる刺激の少ない日焼け止めを選んで、使ってあげましょう。

 

赤ちゃんの紫外線対策

複数ある赤ちゃんの紫外線対策のなかでも、代表的なものをご紹介します。

 

日焼け止め

紫外線対策として最も効果的なものの一つが「日焼け止め」です。

・添加物が少ないもの

・伸びが良く、簡単に落とすことができるもの

・紫外線対策効果が高いもの

・肌への刺激が少ないもの

・化粧品か医薬部外品かどうか

を選び、外出時はこまめに塗ってあげるようにしましょう。

もちろん、日焼け止めは、塗ったうえでなるべく長時間の外出は避けたほうが良いでしょう。

 

帽子をかぶる

日光による温度上昇から頭を守る効果もある帽子は、紫外線対策に効果的です。

帽子を選ぶときには、なるべくつばの広いものを選ぶことで、より多くの紫外線をカットすることができます。

 

ベビーカーのサンシェード

ベビーカーの多くにはサンシェードがついています。

中には嫌がる赤ちゃんもいるのですが、サンシェードは積極的に活用するようにしましょう。

サンシェードは、紫外線から赤ちゃんを守るためにとても有効な手段です。

赤ちゃんが嫌がる場合であっても、寝ているときには必ず使ってあげるようにしましょう。

 

知っておきたい紫外線に関しての豆知識

紫外線の知識

紫外線対策についての具体的な内容をお話ししました。

ここからは、紫外線についての知っておきたい用語の説明をしていきます。

 

SPFとは

「サン・プロテクション・ファクター」

略して、SPFと呼ばれています。

紫外線には、A波(UV-A)とB波(UV-B)があるのですが、そのうちのB波(UV-B)を防いでくれる効果を表した指数。

それが、SPFです。

B波(UV-B)は、A波(UV-A)よりも波長が短いです。

ただ、エネルギーはA波(UV-A)よりも強く、肌にあたることで水ぶくれを引きおこしたり肌が真っ赤になったりする原因になります。

これらを防ぐには、SPF値の高い日焼け止めを選ぶようにしましょう。

 

PAとは

「プロテクション・グレイド・オブ・UVA」

略して、PAと呼ばれています。

A波(UV-A)を防ぐ効果を表した指数のことです。

A波(UV-A)は、波長が長いという特徴があります。

エネルギーは弱いのですが、窓ガラスさえも透過して肌の奥まで到達してしまうことができます。

長時間、A波(UV-A)を浴びることで、シミやたるみの原因になります。

これを防ぐのであれば、PA値の高い日焼け止めを選ぶと良いでしょう。

 

 

 

おわりに

紫外線の浴びすぎはやはり肌によくありません。

デリケートな肌をもつ赤ちゃんだからこそ、紫外線対策にはより注意しておきましょう。

アトピタ
タグ : 赤ちゃん 紫外線 影響