乳児湿疹について!保湿剤の種類や選び方

2023.04.13肌トラブル
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乳児湿疹は保湿が大事!気になる保湿剤の種類や選び方乳児湿疹の保湿剤の種類

保湿剤にはどんな種類があるのでしょうか?

種類や選び方をご紹介します。

 

赤ちゃんはなぜ保湿してあげないといけない?

つやつやぷるぷるとした赤ちゃんの肌。

一見、とても潤っているようにみえる赤ちゃんの肌を保湿してあげる必要は本当にあるのでしょうか?

実は、赤ちゃんの肌はきめ細やかではあるものの、水分が多く含まれているわけではありません。

そのため、その水分は簡単に失われ乾燥してしまいます。

生まれてすぐは胎脂で覆われ、乾燥から守られていますが、

胎脂は少しずつ失われ数ヵ月後には赤ちゃんの肌はとても乾燥しやすくなってしまうのです。

赤ちゃんの肌を保湿してあげることが必要になるのはこの頃からです。

赤ちゃんの肌は保湿を怠ると、乳児湿疹などの肌トラブルの原因になったり悪化したりしてしまいます。

 

保湿剤にはどんな種類があるのでしょうか?保湿剤の種類

赤ちゃんに保湿剤を塗ってあげる場合には、保湿剤の種類はいくつかあるので、赤ちゃんにあったものを選んで塗ってあげるようにしましょう。

 

ローションタイプ

さらさらとした使用感が、ローションタイプの保湿剤の特徴です。

塗りやすくべたつかないため、全身に使用しやすいです。

どんな状態の肌にも塗ることができるので、ローションタイプの保湿剤は様々な種類のものが販売されています。

使い勝手がいい代わりに、塗ってから乾燥してきてしまうまでの時間が早く、乾燥している時期や塗る場所によって、クリームなどと使い分けや併用するようにしましょう。

 

クリームタイプ

使い心地がしっとりとしていて、保湿力が高いのがクリームタイプです。

クリームタイプの保湿剤は、ローションタイプのように全身に用いるよりは、顔などの乾燥しやすい場所に使うことが多いです。

また、乾燥しにくい夏の時期などはローションタイプのみで用いることも多いですが、秋や冬の乾燥しやすい時期はクリームタイプと併用することでより乾燥を防ぐことができます。

 

オイルタイプ

オイルタイプの保湿剤は、天然の植物油で作られていることが多いです。

肌に浸透する保湿成分が別途入っているわけではないので、他のタイプと併用するのがおすすめです。

また、オイルタイプは保湿目的以外にも、お手入れにも使うことができます。

赤ちゃんの耳の掃除やおへそのお手入れにも使えるので、とても便利です。

 

ワセリン

ワセリンも、オイルタイプと同じで肌に浸透する保湿成分は入っていません。

使用するときは、他のものと併用するようにしましょう。

ワセリンは、オイルタイプよりも強く膜を張ることができます。

保湿剤としての使い方は、オイルタイプと同じと考えておくと良いでしょう。

 

保湿剤の選び方保湿剤の選び方

保湿剤を選ぶときは、剤型とは別に気にしておきたいポイントがあります。

 

低刺激であること

赤ちゃんが使う保湿剤は、低刺激であることが必須です。

保湿剤自体が赤ちゃんの肌の負担にならないように、赤ちゃんでも使うことのできる低刺激性のものを選びましょう。

添加物が入っていたり、赤ちゃんのアレルゲンになる可能性のある成分が使われたりしていないものを選ぶように注意しましょう。

乳児湿疹がでているときに、刺激のあるものを使ってしまい悪化することのないよう気をつけましょう。

 

時期に合わせて

保湿剤の選び方には時期も重要です。

夏は皮脂が多くなるためローションタイプ、冬には乾燥しやすくなるためクリームタイプを選ぶようにしましょう。

それでも乾燥が激しい場所には、オイルタイプやワセリンを組み合わせて使うようにするとよいでしょう。

 

おわりに

保湿剤には、ローションタイプ、クリームタイプ、オイルタイプ、ワセリンの種類があります。

時期や肌の状況などに注意して選び、ていねいに保湿をしてあげるようにしましょう。

アトピタ
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