赤ちゃんにもニキビができる?保湿でケア

2020.10.29保湿ケア
Pocket

赤ちゃんのニキビ

まだ産まれたばかりの赤ちゃん。

つるつるもちもちした肌のはずが、気が付けばぽつぽつができている。

こんな経験があるお母さんお父さんも多いと思います。

このぽつぽつは一体何でしょうか?

このぽつぽつの原因や特徴、ケア方法についてご紹介します。

 

赤ちゃんのニキビ

1歳までの赤ちゃんにできる湿疹は『乳児湿疹』と呼ばれます。

その中でも、生後1ヵ月ごろまでの赤ちゃんによくみられる湿疹を新生児ニキビと言います。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、様々な肌トラブルが起きます。

そのうちの一つが、新生児ニキビなのです。

 

新生児ニキビにはどんな特徴がある?

新生児ニキビには、次のような特徴があります。

赤ちゃんの肌にニキビができたときには、このような症状がないか確認しましょう。

 

・かゆみがない

・頭やおでこ、頬にできる

・肌色や白の小さな湿疹

 

こういった症状の新生児ニキビは放っておくと悪化してしまうことがあります。

悪化することで、白い芯ができたり膿をもったりします。

見た目にも、白や肌色ではなく、赤っぽい色に変わってきます。

そうならないように、なるべく早めにケアをしておくようにしましょう。

 

新生児ニキビの原因

では、新生児ニキビはどうしてできてしまうのでしょうか?

3つある新生児ニキビの原因を1つ1つご説明します。

 

ホルモンの影響

新生児の肌は、お母さんのホルモンの影響で皮脂の分泌が多くなっています。

皮脂量が多いにも関わらず、赤ちゃんの皮脂腺は未発達。

そのため、赤ちゃんの毛穴には皮脂が詰まりやすく、ニキビになってしまいます。

 

保湿不足

赤ちゃんに限らず、大人でも肌が乾燥していると色々な肌悩みが起きます。

乾燥した肌では、油分を補うために多くの皮脂分泌が行われるようになります。

皮脂が多く分泌された結果、新生児ニキビが起こってしまうのです。

 

布団や衣服の影響

立ったり座ったりしている時間がほとんどである大人とは違い、赤ちゃんはその生活のほとんどを寝て過ごします。

そのため、赤ちゃんの肌には多くの時間、布団が接していることになります。

布団が汚れていれば、その影響で赤ちゃんの肌に影響がでてきてしまいます。

それを防ぐために、赤ちゃんが使う布団は常に清潔に保っておくようにしましょう。

また、スタイや肌着も赤ちゃんの肌には長時間接しています。

これらも常に清潔に保っておくように注意しましょう。

 

新生児ニキビをケアするための方法

洗顔

こまやかな洗顔により、新生児ニキビをケアしましょう。

赤ちゃんの肌にも対応している低刺激性の石鹸を用意し、泡で優しく撫でて汚れを落としてあげましょう。

ガーゼを使う場合でも、ゴシゴシと洗ってはいけません。

一定方向に優しく撫でるなど力を加えないように気を付けましょう。

泡を流すときは洗い残しに気を付けましょう。

洗い残しがあると、それが湿疹の原因となってしまう場合があります。

注意しておきましょう。

 

保湿

保湿をしっかりとしておけば、過剰な皮脂分泌を抑えやすくなります。

汚れや皮脂を洗顔で洗い流した後は、保湿剤を丁寧に伸ばしてあげましょう。

マッサージをするようにして、優しく丁寧に塗っていきます。

お風呂で汚れを落とす際に、必要な皮脂も一緒に流れてしまっているので、ほおっておくとどんどん乾燥してしまいます。

乾燥が進む前に、お風呂から出た後はすぐに保湿剤を塗ってあげることを習慣にしましょう。

 

病院を受診する?病院を受診

新生児ニキビができても、すぐに病院へ行く必要はありません。

適切にケアをしていれば、自然と治ってしまうことがほとんどでしょう。

しかし、ケアをしていてもなかなか治らない場合や、明らかに症状がひどい場合などは、病院に連れていきましょう。

気になるところがある場合は、すぐに病院を受診することが大切です。

 

おわりに

赤ちゃんにも大人と同じようにニキビはできます。

肌を新生児ニキビから守ってあげるために、洗顔と保湿をこまめに丁寧に行ってあげるようにしましょう。

アトピタ
タグ : 赤ちゃん 保湿 ニキビ