新生児の保湿はいつまで必要なのかを知ろう
2020.08.28保湿ケアデリケートな赤ちゃんの肌には十分に気を使ってケアをしてあげたいですね。
赤ちゃんの肌の保湿はいつまで必要なのでしょうか?
新生児の保湿はなぜ必要?
産まれたばかりの新生児は、胎脂で肌が守られています。
しかし、時間が経つにつれ、お肌から胎脂は失われてきます。
胎脂が失われると、これまで、守られていた状態から一気に油分の少ない乾燥状態に。
そのため、保湿が必要なさそうな新生児であっても、保湿をしてあげる必要があります。
妊娠中から赤ちゃんの保湿ケアをどうするのかについて、しっかりと考えて準備をしておけば安心です。
赤ちゃんの保湿はいつまで必要?
赤ちゃんの保湿がいつまで必要なのかについては色々な意見があります。
1歳まで?
3歳まで?
小学校に上がるまで?
どの意見も間違っているというわけではありません。
乾燥のしやすさには個人差があるので、個人個人に合わせて保湿を行いましょう。
ただ、思春期までは、肌が乾燥している状態が続くといわれている為、お肌の様子を見ながら保湿の習慣をつけてあげるといいでしょう。
赤ちゃんの肌は3歳までにつくられる?
保湿がいつまで必要なのかは赤ちゃんによる、というお話をしました。
ただ、前提として知っておいたほうがいい内容に、「赤ちゃんの肌は3歳までにつくられる」ということがあります。
実際に肌が3歳までにつくられるというわけではなく、そういわれるくらいに、3歳までの肌のケアは重要と考えられています。
3歳までは、肌バリアが弱く、肌トラブルを起こすことが多いです。
この頃を過ぎると、肌も安定し始め発症も少なくなってくる傾向があります。
3歳までの間は特に、赤ちゃんの肌をしっかりとケアし続けてあげることで、肌を守ってあげましょう。
新生児の保湿ケアの方法
皮脂量の多いのが新生児期の特徴です。
そのため、新生児期の赤ちゃんのケアをする場合は、保湿ケアの前に汚れた皮脂をしっかりと洗い流してあげることが大切です。
皮脂を洗い流す際には、ぬるま湯で優しく洗ってあげるようにしましょう。
布などでゴシゴシとこするのではなく、「汚れを洗い流す」ようにすることで、赤ちゃんの肌の負担を減らし、汚れた皮脂を落としてあげることができるでしょう。
その後、汚れを洗い落とした肌を、タオルで優しく包み水気を拭き取ってあげてください。
水気を拭きとった後に、保湿剤でケアをしてあげましょう。
保湿剤は、新生児期から使えるものを選んであげてください。
防腐剤が入っていたり大人が使うような保湿剤は赤ちゃんにとって刺激が強いものがあるため、低刺激でアレルギーテスト済みの赤ちゃん用のものを使ってあげることをオススメします。初めて使用する保湿剤はパッチテストを行ったり、医師との相談の上使用しましょう。
おわりに
赤ちゃんの保湿ケアも大人と同様、もしくはそれ以上に重要です。
新生児の赤ちゃんの肌も、保湿ケアはまだいらないと思われがちですが、実はケアをしてあげたほうがいいです。
汚れた胎脂を洗い流した後の肌は、保湿剤でしっかりとケアしてあげることがおすすめです。
大切な赤ちゃんが肌悩みの対策として、保湿ケアはしっかりと行ってあげるようにしましょう。