赤ちゃんが保湿をするメリットとは?

2020.09.15保湿ケア
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赤ちゃんの保湿をするメリットとは?肌トラブルを防止しよう

赤ちゃんの保湿

肌トラブルになりやすい赤ちゃんの肌。

肌トラブルになりやすい理由や保湿の重要性を紹介します。

 

赤ちゃんの肌は薄くてデリケート

赤ちゃんの肌は、大人の肌のように外界の刺激に対応する機能が未発達です。

お母さんの胎内にいたころは無菌でうるおいたっぷりの状態だった赤ちゃんは、産まれるとバイキンや紫外線など初めての刺激にさらされます。刺激に対応できるようになるまでには、まだまだ時間が必要なのです。

赤ちゃんの肌を刺激から守ってあげるために、赤ちゃんの肌の特徴を知っておきましょう。

 

赤ちゃんの肌 4つの大きな特徴

赤ちゃんの肌の特徴

赤ちゃんの肌には様々な特徴があります。

その中でも有名な4つの特徴についてご説明します。

 

特徴1 赤ちゃんの肌はあせっかき

赤ちゃんの肌はとてもあせっかき。

赤ちゃんの体は表面積が小さいのに肌の汗腺の数は大人と同じです。

そのため、大人の3倍ほど汗っかきだと言われています。

それだけ汗をかくので、あせもには大人以上に注意してあげる必要があります。

場合によっては、あせもだけではなく、アトピー性皮膚炎など肌トラブルが悪化してしまう原因となることもあるので注意しましょう。

 

特徴2 紫外線に弱い

赤ちゃんの肌はバリア機能が十分ではないため、紫外線の影響を強く受けてしまいます。

短時間の日焼けでも、赤くなってしまったり、肌トラブルを起こしてしまうかもしれません。

赤ちゃんは自分で対策が取れないため、大人がしっかり対策をとってあげる必要があります。

 

特徴3 赤ちゃんの肌は、乾燥しやすい

生後しばらくの間は、多くの皮脂量を分泌していた赤ちゃんの肌。

ただ、しばらくすると急に分泌量が少なくなって、とても乾燥しやすくなってしまうのです。

ほっぺたや体の部分は皮脂も水分もとても少なく乾燥しやすい状態になっていた場合でも、頭やTゾーンは皮脂腺が多く、皮脂量が多い場合があります。

過剰な保湿では逆に肌トラブルを起こしてしまう可能性がありますので、肌の状態に応じて使う保湿剤を変えてもいいかもしれません。

 

特徴4 肌がとっても薄くて弱い

何度も繰り返しますが、赤ちゃんの肌はとても薄くて弱いです。

人間の表皮の厚さがどのくらいのものかご存じですか?

大人でも2mm~3mmなのに対して赤ちゃんの肌は約半分の1mm程度しかありません。

さらに、外部からの刺激や水分の蒸散を防ぐための表皮は0.1mm程度。

この程度の厚さしかないため、バリア機能も未熟。

だから、赤ちゃんの肌は肌トラブルが起こりやすいのです。

 

赤ちゃんの肌を保湿するメリット

赤ちゃんの肌このような特徴があるので、肌トラブルを起こしやすいのです。

肌トラブルから赤ちゃんの肌を守ってあげるために、汗をこまめに拭いてあげたり・日焼け止めを塗ってあげたり・保湿ケアをしてあげたりする必要があります。

特に赤ちゃんの肌を保湿してあげることで、バリア機能を正常化し、乳児湿疹などの肌トラブルになりにくい肌本来の状態にしてあげることができます。

 

赤ちゃんは、ひとりひとり別の肌をもっています

肌の個人差

必ずこうしましょうという絶対の答えはありません。

赤ちゃんの肌は、ひとりひとり別々のものです。

保湿を一切したことがなくても、何の肌トラブルもなく大きくなったという赤ちゃんもいるでしょう。

逆に、どれだけ家庭でのケアをしても肌トラブルが改善されず、病院に通い続けた赤ちゃんもいると思います。

絶対の答えがないからこそ、赤ちゃんの肌の乾燥を守るためにも肌の状態を見てあげながら、毎日保湿をしてあげることが大切です。

 

おわりに

赤ちゃんの肌の特徴や、保湿の重要性をご紹介しました。

赤ちゃんは、大人と同じくひとりひとり別の命です。

その肌もひとりひとり別のもの。

だからこそ、赤ちゃん本人の肌をみて適切なケアをしてあげる必要があります。

アトピタ
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