赤ちゃんの肌荒れの原因と対策
2022.01.05保湿ケア赤ちゃんの肌はとっても敏感。
大人では何でもないような小さな刺激でも、赤ちゃんにとっては肌荒れの原因になってしまうことがあります。
赤ちゃんが肌荒れになってしまうのを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?
肌荒れになってしまいやすい原因と、肌荒れになる前の対処法をご紹介します。
赤ちゃんが肌荒れしやすいのはなぜ?
赤ちゃんの肌は大人の肌よりも肌荒れを起こしてしまいやすいのはなぜなのでしょうか?
皮ふが薄くてデリケート
赤ちゃんの肌はデリケートでとても薄いです。
大人の皮ふの半分ほどしかないので、刺激に弱く、保持しておける水分量も少ないです。
紫外線や大気、乾燥、汚れなど、外部の様々な刺激の影響を強く受けてしまうのです。
肌の状態が変わってしまいやすいから
まだまだ成長途上の赤ちゃんの肌状態はとても移ろいやすいです。
産まれてすぐのころは、盛んだった皮脂分泌も2ヵ月もすれば落ち着き、逆に乾燥を起こしやすくなります。
このような移ろいやすさ・不安定さが、肌荒れの起こりやすさにつながっているのです。
赤ちゃんの肌荒れ対処法 汗やよだれの対策
赤ちゃんは、自分自身の汗やよだれでも肌荒れを起こしてしまいます。
汗には塩分やミネラルが含まれていますし、よだれには消化酵素や塩分が含まれています。
刺激のある物質を含んだ汗やよだれですが、赤ちゃんは自分自身で拭うことができません。
そのため、長時間肌についたままになり、それが肌荒れの原因になることがあります。
また、お父さんやお母さんが拭ってくれたときに、その刺激がもとで肌荒れを起こしてしまうことがあります。
よだれや汗が原因での肌荒れを防ぐには、
・こまめに拭き取ったり洗い流したりしてあげる。
・ゴシゴシと擦らないようにしてやさしく拭ってあげる。
柔らかい素材のガーゼで優しく拭き取るようにしましょう。
肌荒れが特に起こりやすいのは、
・首まわり
・脇
・肘
・股
・膝
・足首
などです。
これらの場所は、特に汗や汚れが溜まらないように注意しましょう。
常に清潔に保っておくことで、よだれや汗が原因の肌荒れの多くを防ぐことができます。
乾燥による肌荒れへの対策
赤ちゃんの肌荒れは、乾燥がもとで起こってしまうことも非常に多いです。
乾燥による肌荒れを防ぐには、保湿をこまめにするように心がけましょう。
もともと刺激に弱い赤ちゃんの肌。
乾燥によりバリア機能が低下してしまえば、より肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
肌のバリアを機能させるには、肌に水分を含ませることが必要です。
そのため、乾燥し肌に含まれる水分が少なくなれば、バリア機能は十分に機能できなくなってしまうのです。
そのような状態で、外部の刺激にさらされたり、衣類でこすったり手で掻いてしまうことで肌荒れが起こってしまいます。
そうなる前に、保湿剤を使いしっかりと保湿をしてあげましょう。
入浴後はもちろんのこと、着替えの際、オムツを替える際など、こまめに保湿剤を塗ってあげることで、肌荒れを起こしにくくなります。
保湿剤を塗る際の注意点は、肌を清潔に保つようにすることです。
肌を清潔にする前に保湿剤を塗ってしますと逆に、肌荒れを起こしてしまうかもしれません。
おわりに
肌荒れを起こしてしまいやすい赤ちゃんの肌。
肌荒れからまもってあげるには、常に清潔に保ち、しっかりと保湿をしてあげることが大切です。
清潔と保湿に気を付けることで、赤ちゃんの肌はかなり肌悩みを起こしにくくなります。
肌悩みを防ぎ、赤ちゃんがより快適に生活できるようにしてあげましょう。